AI:今後の進化

囲碁や将棋でAIが○○棋士に勝ったというニュースが流れてもう何年がたったでしょうか?いまやAIはスマホや家電にも搭載され、さらに身近な存在となりました。AIの進歩のスピードはすさまじく、数年後にはさらにあらゆる分野で導入されていることでしょう。この記事ではAIの今後の進化について考察していきたいと思います。

 

進化・発展を遂げるAI

囲碁でAIが棋士に勝利する。こういったニュースがもはや当たり前になってきました。ですが実はこのニュースの中に、AIの進歩がギュッと詰められていたりします。というのも、将棋でAIが棋士に勝利してから、囲碁でも棋士に勝利するまでに数年もの歳月が流れていたからです。

 

囲碁は将棋に比べて盤面が広く、囲碁でAIが勝つのは難しいとされていました。ですがそんな予想も数年で打ち破ってしまう、AIの進歩は本当にすさまじい勢いです。現在ではスマホや家電にもAIが搭載され、さらに身近になっています。

 

AIで良くなってほしい操作性

AIを抜きにしても、近年の家電製品は目覚ましい進化を遂げました。その一方で、機能が多すぎてうまく使えなかったりというケースが増えてきたのも事実です。ですが近い将来、こんな問題もAIが解決してくれることでしょう。

例えばエアコン。最初は温度設定を低めにして、眠っている間は少し高めに、起床時には高くする。これを声でエアコンに伝えることができれば、複雑な操作なしで快適な空間を生み出すことができます。

もっとほしいAIのコミュニケーション力

AIと人とのコミュニケーションも増えてくると思います。私たちは普段から親しい友人と話しをするとき、「元気そうだね」「顔色がよくないね」などと相手を気遣った表現をします。ですが将来はAIが人の顔を画像で分析し、体調を気遣うようなことを言ってくれるかもしれません。

 

AIに期待したい分野

それ以外にも、今後AIに期待したい業務として以下のように考えてみました。

 

・コンビニなど24時間営業店舗での活用

近年、コンビニの24時間営業の是非についてよく論じられていますよね。24時間営業を継続すると、深夜早朝の時間帯は働き手が少なく、防犯上も不安な面があります。しかしAIを活用してレジを自動化し、深夜早朝の時間帯は無人営業をすれば、お客様の利便性を維持でき人件費の削減も可能になります。

 

・介護

介護施設ではコミュニケーションロボットを導入して、入居者へのレクレーションに活用しているところがあります。しかし小規模な施設になると、ロボットを操作できる人が足りないなどの理由でまだ導入ができていません。今後コミュニケーションロボットの操作も、それこそAIでできるようになれば、もっと導入する施設も増えてくるのではないでしょうか。

 

・金融機関の窓口

お客様の希望、資産、家族の状況などに応じてAIが提案書などを作成すれば、提案内容が一律になり、営業担当者ごとのばらつきがなくなります。

 

今後の進化

AIが進化するにつれて、「AIが人の仕事を奪う」とも言われていますよね。過去にもいろいろな物が、より便利なものに取って代わられてきました。ワープロからパソコンへ、手書きから印字へ、紙からデータへ

ですが本当にAIも同じように人の仕事を奪っていくのでしょうか?AIの場合、単純な作業はできます。ですがそのAIの操作・設定・運用には人間が必要です。結局のところ、必ず人間の手が必要なのです。

仕事道具がより便利なものになっても、それは“人の働き方が変わる”というだけです。AIが発達するにしても、それは単純な作業をAIにまかせ、より高度な仕事を人がするようになっていくのではないでしょうか。

AIが進化することで、生産性が向上し、製品の品質も良くなってくることでしょう。家庭でもAIと日常会話をしたり、わからないことがあればAIに尋ねる、AIに音楽を演奏してもらう、歌ってもらう、家事もまかせる、など快適・便利になっていくことでしょう。

これからの「未来はAIと人の共存」の時代です。ますます便利な世の中へ。考えるだけでもワクワクしてきますね。

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